森の消費者

□森の消費者って?

 森の生産者が、樹木であることがわかりましたから、消費者といえば、木の実や木のははたまた木の花の蜜などを頂いて生活する者ですね。
 そうです、昆虫や野鳥それに哺乳動物たちということになりますね。

●昆 虫

 森の消費者としての昆虫は何を食べているか知っていますか? 昆虫と言ってもいろんな種類の虫がいますね。
 蝶は成虫の時には、木の花などから密をもらい、幼虫期には主に葉を食べます。カブトムシやクワガタは、ご存じのとおり成虫はクヌギなどの樹液をもらい生きています。幼虫期は腐葉土の中で生活するということは、木の材と葉を消費しているということになります。ゾウムシなどの仲間は地に落ちたドングリを食べます。落ちたクリの実にも入って行きます。

●野 鳥

 森に住む野鳥の多くは、森の木の実(特に液果)を食べます。また蛾や毛虫も食べますから、間接的に葉を食べていることにもなります。

●哺乳動物

 野ウサギは、ウルシの芽やウドを食べたりします。ネズミやリスはドングリを主食にします。キツネは、ネズミなどを食べますから、間接的にドングリを食べていることにもなります。

【どうして木から食物を得るのか】

 植物の葉は葉緑体を持ち、光合成によって無機物−水、炭酸ガス、窒素、リン、ミネラル−から有機物−糖分やアミノ酸を生産して、澱粉やタンパク質という形で貯蔵しています。つまり植物の葉には栄養がたくさん詰まっていますから、これを食べることで生活に必要な栄養素を補給できるからです。

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